紋意匠の種類、最後は、絵羽柄です。
文字通り、一枚のキャンバスように柄がつながるタイプ。
こんな感じです。
この柄の箇所が、染柄ではなく地模様で表現されます。
なんで、絵羽柄にするかというと、少し想像してください。先ず下の画像を見てください。
全身にこの柄が割付られていたら、どうでしょう?もちろん華やかでいいかも知れませんが、少しうるさい感じではないでしょうか?
上半身がほぼ、無地調で、裾にこの柄があった場合、華やかさもありますが、全体の印象は品ある感じ。良くありませんか?
もちろん、好みでなんですが、お着物全体を一枚の絵と考えて、間(空間)を作る事ができますので、表現の広がりがありますね。
手間がかかったものが良いものとは限りませんが、パーツ毎に柄を変えるので、データー量や制作の手間は、けた違いになります。
気軽に作れないタイプの素材ですね。無地染ですので色無地です。訪問着ではありませんよ。訪問着相当にするなら3つ紋以上が必要です。
こんな色無地があるのだ、、という感想が多いですね。
色無地 紋意匠 絵羽柄は、⇒こちら