丁度12年前、当店の現会長が丹後求評会で一目惚れしたのがこの高野槙文でした。
とてもクオリティの高い生地を織る機屋さんでしたが、その中でも群を抜いてよい出来栄えで、その年の丹後織物求評会農林水産省生産局長賞を受賞しています。
この求評会は毎年、開催されているのですが、この高野槙は、色無地の素材としてここ数年でも指折りのものだと思います。
2008年長年織り続けておりますロングセラー、私の長女と同じ年齢なので愛着がございます。
2000口織機という通常の織機の2倍の細密さで織り上げる特殊織機でゆっくり丹念に織り上げております。
上品な華やかさで色無地を着る楽しみを存分に味わえるお勧めのお着物でございます。
御着物のパーツ毎に付け下げ調に織り上げております。画像で御覧の通り、良質の絹糸を素材としておりますので、発色性の良さと表情の美しさ、肌さわりという基本的な色無地の要素も最上質でございます。
見えにくくてすみませんが左の画像のように、裾から地模様が織り上げられ、肩山周辺をすきりと無地場として織り上げております。お顔を周辺はシンプルな無地場、胸元から裾に格調高く美しい高野槙の織柄となっております。
八掛は、下の画像のような金縫い取り入りの高野槙柄のものが表地と同色で付いています。
これは、一生ものになりますので、御勧めでございます。
実店舗、楽天市場、ヤフーショッピングのみやこさかえのネットショップでお求めいただけます。
色無地